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bok

IDPro Body of Knowledgeの日本語訳を載せていきます

概要

IDPro知識体系の発行にあたり編集者からの手紙3

引用について

Flanagan H., (2020) “Editor’s Note”, IDPro Body of Knowledge 1(3). 2020年11月2日発行 ライセンス:クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際

編集部注

Heather Flanagan(IDPro編集長) - © 2020 IDPro

IDPro 知識体系(BoK)は、IDProコミュニティのおかげで成長し続けています。皆さんは、著者であり、査読者であり、世界中のあらゆるレベルのIAM実務者がこの種の情報を利用できるようにすることに関心がある方々です。現在、知識体系に掲載されている各記事で説明されている用語を集めた統合用語集には、ちょうど100の用語が掲載されています。18の記事があり、IAMアーキテクチャから標準、規制、法律、アクセスコントロール、非人間的なエンティティなどのトピックをカバーしています。

この最新の記事群では、IAMを人間の視点から、そしてそれ以外の視点から見ています。Nishant Kaushik氏は「Designing MFA for Humans」について書いており、MFAを単なる技術としてではなく、ユーザーの文脈の中で考慮しなければならないものとして考えています。一方、Graham Williamson氏とAndré Koot氏は、「Non-Human Account Management」という記事の中で、IAMシステムが人間だけのものではないことを思い出させてくれています。Andrew Cameron氏とOlaf Grew氏の「An Overview of the Digital Identity Lifecycle」では、人間と非人間の世界を融合させた洞察が示されています。

人間の視点であろうとなかろうと、アイデンティティは中央のサービスではなく、ユーザー自身が所有すべきものであると考えるIAMシステムも考慮する必要があります。これはよく議論される分野であり、Leo Sorokin氏の記事「A Peek into the Future of Decentralized Identity」は、IDProコミュニティにとって特に興味深いものです。

いつものように、読者の皆様にはGitHubリポジトリの記事にコメントをお寄せいただきたいと思います。このリポジトリは、既存の記事に対する改善提案、問題点の議論、その他のフィードバックの機会を提供するために存在しています。皆様からのコメントをお待ちしています。

2021年第1四半期に予定されている第4版では、IAM実務者のためのこの包括的なリソースを引き続き構築していきます。ポリシーベースのアクセスコントロール、アカウントリカバリー、アクセスガバナンスなどの記事がすでに進行中です。IDPro 知識体系の作成プロセスに参加されたい方は、editor@idpro.org までご連絡ください。

Heather Flanagan

IDPro編集長